11.17.2007

Trans!tion-light on the move


Trans!tion-light on the move[link]

先週金曜日、ENSAAMAという学校のDominiqueというディレクターに
紹介してもらい、PhilipsのTrans!tion-light on the moveというイベントに行く。

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Transition light on the move is a road show featuring containers,
designed by leading architects and lighting designers who have
expressed their creative vision on architectural lighting solution
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企画は、ざっくり言うと建築家や照明デザイナーにphilipsの照明機器を使って
一つのコンテナの中で表現してもらうイベントで、これはヨーロッパの数都市を
回って行くもの。


さすが顧客、関係者向けのイベントだけ合って、豪華の一言。
会場は、およそ100年前、パリ万博の会場として建設された、
あのグランパレ。ヨーロッパデザイン史でしばし出てくるあのスポット。


エントランス、セキュリティーチェックをくぐると、がらんとした大きな
空間に、LEDが横に配置されたテレビモニター(Philips社)の道。



100年以上前に作られた鉄筋とガラス建築に、ブルーのLED照明。
今まで経験したことのない「夜の時間」に心臓のリズムが早くなる。
何にも似ていなくて、古くて、新しく、夢を超えた夢のよう。


オープニングは全体的にブルーで統一された空間。





ビュッフェもあるので、各テーブル、食べ物フロア、
人が集まり会話が弾むような空間には暖色系のLED照明や、
キャンドルが置かれているのは気遣いがあり、
当たり前なのかもしれないけれど、さすがです。


イベントの進行はオペラのパフォーマンスに沿って進んで行く。
企業イベントがオシャレさの方向にではなく、芸術性の方向に
ここまで強いベクトルを示しているのは、これぞヨーロッパといった感じ。


いよいよ、コンテナの扉が開く。コンテナに入って行く感じはとても楽しい。


都市の時間の移り変わりをイメージした作品。一つ一つのcubeは家々の窓。
約5分ぐらいの経験。


周囲の音によって色を変えて行く。
全体的には、プログラムによって発生される音によって色が変化するのだが、
一つ一つのオブジェは独立しており、それらは鑑賞者がコンテナ内で出す
わずかな音によって、変色するタイミングが微妙に変わる。

全体的にインタラクティブな作品が多く、コンセプト自体はなんとなく
聞いたことのあるようなものが目立ったけれど、Philipsの技術力によって
とても魅力的な表現になっていた。
こういう展示会は、(憶測だけれども、)本当にすばらしい技術者と
インハウスデザイナーによって支えられてるということを改めて感じる。



しかしながら、今回一番素晴らしかったのは、空間と、そしてその経験だ。

人間、本当に素晴らしものに出会うと、「美しいなぁ」とか「いいなぁ」とか、
そういう感動の種類の前に、ものすごい速さで心臓がどきどきするのだ。
感動ではなくって、よりプリミティブな興奮という類いのもの。
科学反応の際に生じる反応熱のような感じだ。
どこからやってきたのか、どこに隠れていたのか、想像も着かない量の熱
(エネルギー)が一気に感情の膨張を引き起こす。


その熱は、その夜から私の身体にとどまり、


そして、それからの残りの週末、私は熱で寝込むことになる。
まぁ、あの晩はだいぶ寒かったもの。

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